エンジニアの分際

ブログというよりも自分のためのブリコラージュ

社会イノベーション

東芝が合理化を進めるなか、日立は業績を上方修正。その日立が 2010 年頃から何を進めてきたかが、よくわかる基調講演。

引用:YouTube

ものづくりは集中大量生産からマスカスタマイゼーションへ。

サービスの提供は SI (System Integration) から SaaS (Software as a Service) へ。

ビジネスの価値は独占からパートナーとのシェアへ。
 社会のしくみづくりをしていく。

一番大きな課題は、実は日立製作所の中。ものが売りたくなってしょうがないんですけど、何をやろうとしているから、こういうこと、そこを考えたい。

ここで興味深い点は2つ。まず、鉄道事業を例にとれば従来のモノづくりの品質は、おそらく全く変えずに付加価値を付け(故障診断、運行管理など)、上手くビジネスモデルを変えていっていること。

次に社内で変革が必要なところは、社長自らトップ・ダウンで、それを推進しているところ。

日立製作所 業績予想の修正に関するお知らせ【連結税引き前利益 27.0% 上方修正】

東芝、追加借入枠を要請へ リストラ資金で 3000 億円規模